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論文

原子力事故後の環境中外部被ばく線量の測定・評価に関する研究

坂本 隆一; 斎藤 公明; 堤 正博; 長岡 鋭

保健物理, 36(4), p.297 - 307, 2001/12

外部被ばく線量に影響を与えるファクターとしては、事故後の放射性核種の沈着分布,放射性核種の種類,核種の地中分布,降雨,積雪,半減期,家屋等の遮蔽効果,除染効果,生活パターン等がある。本調査研究では、チェルノブイリ地域において、これらのファクターに関係するデータを1992年から可能な範囲で継続的に収集を行った。本研究のおもな成果は次に示す4項目にまとめられた。(1)広域に汚染した地域の放射線レベルを迅速にサーベイする方法の開発、(2)汚染地域の住民に対する外部被ばく線量を推定する方法の検証、(3)$$gamma$$線線量評価用基本データのモンテカルロ法による整備、(4)汚染環境場の特性解析。以下、本報告では、調査や実験の概要を項目別に述べ、その後におもな成果を記述した。

論文

多次元地理情報システムDiMSISとの連携が可能な地震情報緊急伝達システムの開発

蛯沢 勝三; 久野 哲也; 柴田 勝之; 阿部 一郎*; 角本 繁*; 亀田 弘行*

地域安全学会梗概集,10, p.133 - 136, 2000/11

原研で進めている「地震情報緊急伝達システム」は、地震計ネットワークからの地震動観測データに基づき、地盤データ及び増幅率関数等を用いて、震源・地震動パラメータ等を迅速に推定するシステムである。一方、ユーザーシステムとして、平常時/緊急時両用機能や情報の時空間・自律分散管理機能を有する京大の「多次元地理情報システム」の連携が可能である。そのため、ユーザは、平常時には時空間管理機能によって地理情報等を日常業務で更新でき、緊急時には最新の地理情報や地震情報を利用可能である。また、自律分散機能に基づくミラーサイトの設定により災害時に強いシステム構築が可能である。

論文

マイクロビームによる生物照射の現状と将来展望

渡辺 宏; 小林 泰彦

Isotope News, (549), p.2 - 5, 2000/02

マイクロビームは、生物試料の特定の領域をミクロンサイズで局部的に照射することによって、生体内で起こる機能変化を解析するための手段である。イオンのマイクロビームを用いれば、通常のランダムな照射実験では不可能だった、数々の重要な放射線生物学的諸過程の定量的解析が可能になると期待される。原研では、宇宙線の生物影響を解析する基礎研究と同時に、生物の機能解析プローブとして発生生物学などへの応用や、新しい細胞微細加工技術としてのバイオテクノロジーへの応用を目指して、サイクロトロンからの高エネルギー重イオンビームのマイクロ化を進めている。現在では、動物培養細胞の核の大きさに相当する5~10$$mu$$m$$phi$$までビームを絞って照射できるようになり、哺乳動物細胞へのシングルイオン照射実験を開始したところである。また、信州大学と共同で蚕受精卵の発生・分化過程を解析する研究を進めており、受精卵の特定の部位をマイクロビームで局部照射し、その結果現れる形態異常を観察することで、受精卵における組織原基(細胞運命)地図を作成した。今後は、照射によって不活性化された細胞群と非照射の細胞との相互作用を調べ、発生過程における細胞運命の可塑性などを解析していく予定である。

報告書

地盤の浸食速度に関するデータ収集

河村 和夫*; 中島 達也*; 友利 方彦*

PNC TJ7361 93-004, 91 Pages, 1993/03

PNC-TJ7361-93-004.pdf:8.99MB

わが国における地質環境の長期安定性を把握するためには、様々な天然事象の影響を評価する必要がある。中でも、特に考慮すべき重要な事象として侵食が挙げられる。本調査は、日本列島の地盤の侵食速度およびその影響因子との関連性を把握することを目的とし、地盤の侵食に関する各種データの収集を実施した。まず、全国の最上流部に位置した50貯水池の堆砂量を把握することより侵食量を推定した。また、侵食に影響を与えると考えられる因子(地形量・地質・雨量・植生・気候区)を収集し、特性を把握した。その結果、地形量・地質・気候区因子が地盤侵食に寄与している結果を得た。一方、既往のダム堆砂量予測式を収集し、どのような因子で構成された式であるか把握した。それぞれの結果を踏まえて、石外式、建設省式、高橋・江頭・中川式が本調査結果と整合性のある構成式であることが判明した。収集したダム堆砂量資料より、日本列島の侵食量・侵食速度の特性を把握し、更に地域性を把握した。以上の調査研究に基づき、侵食に及ぼす影響因子を考慮した日本列島における侵食速度の推定式について考察を行った。

報告書

Progress report on safety research on high-level waste management for the period April 1990 to March 1991

村岡 進; 妹尾 宗明; 小林 義威

JAERI-M 92-022, 73 Pages, 1992/03

JAERI-M-92-022.pdf:2.46MB

人工バリア研究室、深地処分研究室及び環境放射化学研究室において、平成2年度に実施した高レベル廃棄物処理処分の安全性に関する研究成果をまとめた。その内容は次の通りである。1)固化体及び人工バリア材の研究開発では、ガラス固化体、セラミック固化体及び緩衝材の性能評価試験並びに容器材料の耐食性試験を継続した。2)地層処分の安全評価試験では、核種の水中での化学的挙動、地層中での移行・固定機構の研究を実施した。また、岩石中の元素の化学形分析法の開発を進めた。3)ナチュラルアナログ研究として、ウラン鉱床中のウラン系列核種の移行及び分布に関する研究を実施した。

報告書

Isolation and properties of plasmids from Deinococcus radiodurans sark

S.H.Sjarief*; 菊地 正博; 栗田 比呂美*; 北山 滋*; 渡辺 宏

JAERI-M 90-076, 17 Pages, 1990/05

JAERI-M-90-076.pdf:1.21MB

放射線抵抗性細菌であるDeinococcus radioduransは、5kGyまでの線量で生じるところの2本鎖切断を含めた種々のDNA損傷を修復することができる。この修復機構を明らかにするためには、遺伝子解析に使用するクローニングベクターを開発する必要があり、著者らはそのためにD.radioduransサーク株からプラスミドの分離を試みた。その結果、0.6%低融点アガロースを用いて、冷却しながら電気泳動すると、プラスミドの分離が良く、純度の高いDNAを回収できることがわかった。この方法で回収した3種類のプラスミド(P2、P3、P4)の分子量は、それぞれ、36、45、87kbpであった。また、分子量から、P2、P3は、Mackayらが報告したpUE10、pUE11であると推定されるが、P4は、本研究において新たに見い出されたものである。P2については、種々の制限酵素切断結果に基づき、制限酵素地図を作成した。

口頭

福島第一原子力発電所廃炉のためのSLAMの試験用データセットの開発; PCV内部通路の模擬環境の構築

山田 大地; 阿部 浩之*; 川端 邦明

no journal, , 

東京電力福島第一原子力発電所(1F)廃炉において効率的かつ安全に作業するために、原子炉建屋内の様子を知ることが重要となる。このため移動ロボットの地図作成技術(SLAM)の適用が期待されるが、一方で1F現地での実験は実質不可能であり、研究開発は困難となっている。そこで、本研究では1Fのように危険な場所にSLAMを適用するために、現地実験に代わる試験方法として、模擬環境において試験用のデータセットの作成に取り組んでいる。本発表では格納容器(PCV)内部の通路の調査を参考に想定したシナリオとこれを基に構築した模擬環境について紹介する。

口頭

東京電力福島第一原子力発電所廃炉のためのSLAMの試験用データセットの開発; 作業現場との比較および再現の容易さを考慮した照明装置

山田 大地; 阿部 浩之*; 川端 邦明

no journal, , 

東京電力福島第一原子力発電所(以下、1F)の廃炉では、高放射線環境で人に代わって現地で作業を行うロボットが欠かせない存在となっており、今後も更なるロボット技術の発展が期待される。ロボット技術の研究が求められると同時に、研究された技術を廃炉の現場作業へ導入することが必要となる。現場作業へ技術を適用するためには、その技術がその現場作業において十分なパフォーマンスを発揮することを示す必要があり、このための試験が重要となる。しかしながら、研究段階では現場の作業環境・作業内容は曖昧であり、また、ロボット技術のパフォーマンスは環境とハードウェアに強く依存するため、研究段階において作業現場でのパフォーマンスを示すことは極めて困難である。このため、1Fのためのロボット技術の研究では評価実験の際の環境やハードウェアを明確に示し、現場との比較および再現が容易であることが重要と考えられる。本稿では、我々が開発している1F原子炉建屋内におけるSLAM(Simultaneous Localization And Mapping)のアルゴリズムの性能評価のためのカメラ画像のデータセットの照明条件ついて、比較・再現を用意とするためにCADデータと3Dプリンタを用いて作成した照明装置について紹介する。

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